日本の定期予防接種とは

2019年08月07日
ベッドで鼻をかんでいる女性

ある特定の病気に対するワクチンを接種することで、その病気に対する免疫をつけるというのが予防接種です。
予防接種を受けておくと、その病気に罹患するのを完全に防ぐことができるかもしれないと言うメリットがありますし、仮に罹患してしまったとしても、受けていない人に比べると症状が軽く済むと言うメリットもあります。

日本においてこの予防接種は2種類に分類することができます。
まずは定期予防接種です。
これは国や地方自治体などが、特に乳幼児に対して接種を強く推奨しているものです。
そのため、その際の費用も無料、もしくは一部負担で済むものが多いのが特徴です。
これに対してもうひとつは、任意予防接種と呼ばれるものです。
文字通り、接種に関しては任意であると言うのが特徴です。
そのため、基本的には健康保険が適用されず、接種に関しての費用は自己負担になります。
ただし、自治体などによっては一部助成制度などが設けられている場合も少なくありません。

日本の定期予防接種には、ヒブ感染症、小児の肺炎球菌感染症、結核、麻しん、風疹、日本脳炎、水ぼうそうなどを予防するためのものがあります。
また四種混合として、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオを予防するものもあります。
対象を乳幼児に絞らないのであれば、成人用肺炎球菌感染症予防のものもこれに該当します。
一方、任意予防接種にはB型肝炎、ロタウイルス感染症、インフルエンザやおたふくかぜ予防のためのものを挙げることができます。
ただしインフルエンザなど一部のものに関しては、自治体によっては定期のものとして接種を推奨している場合も少なくありません。
B型肝炎やおたふくかぜは、予防接種で予防することができる疾患ですから、任意であっても受けておく必要性は高いと言えます。