インフルエンザの空気感染と飛沫感染を防ぐ予防接種

2020年01月03日

毎年流行し、重症化してしまうと命を落とす危険もあるインフルエンザ。
主な感染経路は空気感染と飛沫感染、そして接触感染です。
接触感染はドアノブや電気のスイッチなどに付着したウイルスが、手を介して目や鼻、口などの粘膜から侵入して感染が起こるので、手洗いやうがいをすることで予防が可能です。
しかし、空気感染と飛沫感染は空気中の目に見えないウイルスが体内に侵入してくるため感染の危険が高く、予防接種以外に対策が難しいのが現状です。

飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳によってウイルスを含んだ飛沫が周囲に飛び散り、これを周囲の人が鼻や口から吸い込んだり、目に付着して感染する経路です。
くしゃみや咳に含まれている飛沫の数は1回のくしゃみで約200万個、咳で約10万個とも言われ、約2mもの距離を飛ぶこともあります。

空気感染とは、飛沫から水分が蒸発した小さな粒子が空気中を漂い、これを健康な人が吸い込むことで感染する経路です。
粒子がとても小さいため、気流にのって長時間浮遊するという特徴があります。
インフルエンザの場合は空気感染はないとされていましたが、現在は空気感染による感染も成立すると考えられています。

こうした空気感染と飛沫感染の予防策として有名なマスクですが、マスクと顔の間にはどうしても隙間ができますし、食事のときなどには外すことになるため、マスクをしていても安心はできません。

こうしたインフルエンザの1番の予防法は、予防接種を受けることです。
予防接種を受けることで感染の確立を20%ほどに減らすことができ、もし感染した場合も重症化して危険な状態に陥ることを防げます。
さらに、予防接種を受けた上で手洗いやうがい、マスクなどの予防をしっかりと行えば感染の確立はより低くなります。
たかがインフルエンザと甘く見ず、できる対策はきちんと取るようにしましょう。